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逃げるのも戦略。パワハラ環境から抜ける判断基準

こんにちは。佑木美月です。

前回はDV・モラハラ気質になりやすいタイプについて書きましたが、
今回は「パワハラ」というテーマを、構造的な視点からお話しします。

■ パワハラは“個人の問題”だけではない

パワハラというと、

・あの人の性格が悪い
・嫉妬されやすい要素がある
・自信がないようにみえる

など、「個人の問題」として語られがちです。

ですが本質はそこではありません。

パワハラは、構造の問題です。

・力関係(上下関係)
・評価を握られている状態
・逃げにくい環境

こうした条件が揃ったときに起こります。

つまり、誰が悪いかという単純な話ではなく、
起こるべくして起こる構造があるということです。

■ なぜ人は抜けられなくなるのか

本来であれば、つらい環境からは離れればいいはずです。
ですが、多くの人がそれができません。

その理由は、主に以下のようなものがあります。

1)「自分が悪いのでは?」と思わされるから

・自分の努力が足りないのではないか
・ここで頑張れば認められるのではないか
・もう少し耐えれば状況が変わるのではないか

2)現実的・経済的な不安

・この会社を辞めたら転職先が見つからないのではないか
・すぐに働けないと生活に困ってしまう
・短期間で辞めると履歴書に傷がつく

3)責任感と周囲への気遣い

・自分が辞めたら残った人に迷惑がかかってしまう
・プロジェクトの途中で離れたら迷惑がかかってしまう

そして気づいたときには、心も身体も消耗してしまっている状態になります。

こうなると、すでに正常な判断が難しくなり、
逃げるためのエネルギーも枯渇してしまいます。

■ 命式的に「耐え続けてしまう人」がいる

ここで一つ、とても重要な視点があります。

👉 命式的に「耐え続けてしまいやすい人」がいるということです。

四柱推命の観点から見ると、

・責任感が強い(官殺が強めの人)
・忍耐力や継続力がある
(陰命で、乙・己・辛、丑や未などの干支が重なる方)

といった性質を持つ方がいます。

本来これらは、とても素晴らしい資質です。

ですが環境によっては、

👉 「耐えすぎてしまう」という形で出てしまうことがあります。

例えば、

・我慢することが当たり前になってしまう
・限界まで頑張ることが正しいと思ってしまう
・自分よりも周りを優先してしまう

こうした傾向がある場合、

本来は離れるべき環境でも、

👉 耐える選択をしてしまう

ことがあります。

■ 強みが「弱点」に変わるとき

ここで大切なのは、

👉 資質そのものが悪いわけではないということです。

忍耐力や責任感は、適した環境であれば大きな強みになります。

ですが、合わない環境に置かれたときには、

👉 自分を消耗させる要因になる

こともあるのです。

■ 見極めるべきサイン

では、どこで判断すればいいのか。

一つの基準があります。

「違和感が続くかどうか」

・理不尽だと感じることが増えている
・毎日、過剰な緊張やストレスがある
・自分の感覚や判断に自信が持てなくなっている

こうした状態になっているときは、

すでに環境とのミスマッチが起きています。

■ 解決ではなく「判断」

ここで大切なのは、

環境を変えようとすることではなく、判断すること

です。

パワハラ環境において、

・相手を変えようとする
・組織を変えようとする

これは現実的にはとても難しいです。

だからこそ必要なのは、

「ここに居続けるかどうか」を決めること

です。

居続けた場合のメリットとデメリットを比較し、
自分で選択すること。

その際に大切なのは、

どちらを選んでも、失うものはあると受け入れること

です。

■ 逃げるのも戦略

「逃げる」という言葉に対して、
ネガティブなイメージを持つ方も多いかもしれません。

ですが私は、

👉 逃げる=戦略的撤退

だと考えています。

無理に居続けることが正解ではありません。

むしろ、

👉 自分を守る判断ができる人の方が強い

のです。

なぜなら、

仕事は生きるための手段であって、
仕事のために生きているわけではないからです。

仕事のために心身を壊してしまうのは、
本末転倒だと私は考えています。

■ 人には合う環境と合わない環境がある

これは日々お伝えしていることですが、

人にはそれぞれ、

合う環境・合わない環境があります。

同じ場所でも、

・うまくいく人
・消耗してしまう人

がいるのはそのためです。

四柱推命でも、
環境との相性は非常に重要な要素です。

つまり、

👉 努力ではどうにもならないミスマッチも存在する

ということです。

また、四柱推命では「大運」と呼ばれる、
一定期間ごとの運の流れがあります。

この大運が低迷状態にある時期は、

👉 環境とのミスマッチが起こりやすくなる傾向があります。

例えば、

・思うように評価されない
・努力しても結果につながりにくい
・人間関係のトラブルが増える

といった形で現れることもあります。

こうした時期に無理に耐え続けてしまうと、

👉 本来であれば避けられたはずの消耗を深めてしまう

こともあります。

だからこそ、

「今の環境が合っていないのは、自分の努力不足なのか」
それとも
「運の流れや環境とのミスマッチなのか」

を見極める視点がとても大切になります。


うまくいかない時期に、
無理に戦い続けることは、大きな消耗につながります。


■ 最後に

もし今、しんどさを抱えているのであれば、
一度立ち止まって考えてみてください。

その環境のまま、半年、1年と過ごしたらどうなるか。

環境を変えることは逃げではありません。
自分を守るための選択です。

また、

👉 「頑張れること」と「耐え続けること」は違います。

若い方ほど、「もう次がないのでは」と思ってしまうこともありますが、
人生に“次がない”ことはありません。

目標さえあれば、そこに至る道は一つではなく、複数あります。
遠回りであっても、最終的にたどり着ければいいのではないでしょうか。

そして、

自分で稼ぐ力を身につけておけば、
いざという時に、
どんな環境からでも離れることができます。

だからこそ、会社だけに依存するのではなく、
日々コツコツと、「自分で稼ぐ力」を育てていくことが大切だと思います。

 


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